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「同じ顔しときながら彼女持ちとは許せんな」
「でも大輔格好良いからモテるだろ?」
「迅、それは自分は格好良いって言ってるようなもんだぞ」
「あ....」
実際、鹿野大輔はモテる、クラスの大半の女子は鹿野の事を好きだったり、気になったりしている。
ただ彼のプライドとか理想とかが高すぎるだけである。
「さて、午後からも授業ですぜ、もう一人の俺」
「そんなどこかで聞いた事ある感じで呼ぶなよ」
二人は屋上から下へ向かった。
From未来
本文
迅君久しぶり。
私も元気にやってるよ。
でも凄いね、ドッペルゲンガーとかなのかな。
私も見てみたいなぁ。
今度遊びに来れる時連れて来てよ。
でも私からそっちへ行くのは無理そう......ごめんね。
圏外になる前、迅の携帯にメールが来ていた。
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