case1

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「同じ顔しときながら彼女持ちとは許せんな」 「でも大輔格好良いからモテるだろ?」 「迅、それは自分は格好良いって言ってるようなもんだぞ」 「あ....」 実際、鹿野大輔はモテる、クラスの大半の女子は鹿野の事を好きだったり、気になったりしている。 ただ彼のプライドとか理想とかが高すぎるだけである。 「さて、午後からも授業ですぜ、もう一人の俺」 「そんなどこかで聞いた事ある感じで呼ぶなよ」 二人は屋上から下へ向かった。 From未来 本文 迅君久しぶり。 私も元気にやってるよ。 でも凄いね、ドッペルゲンガーとかなのかな。 私も見てみたいなぁ。 今度遊びに来れる時連れて来てよ。 でも私からそっちへ行くのは無理そう......ごめんね。 圏外になる前、迅の携帯にメールが来ていた。
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