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…三匹は、いや…三人は、村に戻ってきたがそこには、大木だけがあった。
…そこには、人間が入れぬように結界が
張っているため…大木にしか見えないのだ。
「我、夜月の名のもと命ず…」
夜月が大木に向かって星をかいた…
星をかいた場所が光大木に吸い込まれ…
空間がきれたように開いた…
開いた場合から見えるのは、町並みだった…
「やっと帰ってきたか…夜月…」
と厳ついお爺さんが歩いてきた…
「只今、帰りました。お爺様…」
と夜月は、方膝を地面にあて、頭を下げた…
「頭を上げなさい…夜月、今日は、お客様が来ると言っておいただろ?」
夜月は、顔をあげて、かしげたが…
そういえば…と思い出した…
「そうでした♪すみません、すっかり忘れてました。もう、来られてるんですか?」
「あぁ、来てらっしゃる…その格好は、ダメだから、斗、神楽…手伝っておやり」
と後ろの二人に言った
「承知しました。」
二人は、頭を下げた…
夜朱は、言葉を聞いたあと、屋敷に戻って行った…
「はぁ…今日は、客人相手に愛想笑いしないとダメか…」
と夜月が呟きながら屋敷に向かった…
二人も続いて屋敷に向かった
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