17人が本棚に入れています
本棚に追加
夜月は、夜朱に内緒で山から降り…
人里にでむいていた…
夕方になりつつある空を見ながら、つぶやいた…「綺麗な夕陽だね…」
「夜月!!また、ここにいたの!?探したよ…」
と屋根づたいに走ってきた、灰色の小さな狼…神楽だ…
「な~んだ、見つかったか…」
よっこらせってと立ち上がり、パタパタと砂を払った
「皆が心配してるよ?行こうよ…」
困ったように眉を下げていた…
「やだよ、まだ、遊び足らないもん♪」
といつもの広場に走った…
「夜月!?…はぁ~、また、怒られる。」
走り去った夜月を追いかけて走っていった。
「ふっふふ…」
それを見ていた…小さな黒い狼 斗は、
笑っていた…
最初のコメントを投稿しよう!