出会い…

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土方と呼ばれた男は、少年が逃げた方向に探しに行ったら、階段の先に少年が座っていた。 「大丈夫だったか?犬も大丈夫だったか?」 と少年に話しかけた… 「うん、大丈夫だったよ。お兄さんこそ大丈夫だった?」 心配したように、見ていた。 「あぁ、大丈夫だ…お前は、勇気のあるしょうねんだな。その、犬も」 「ありがとう!!ワンチャンは、いつも広場にくるんだよ♪」 と嬉しそうにニカッと笑った。 「そうか、最近物騒だから、気を付けろよ。」と少年の頭をぐしゃぐしゃにかいた。 「うん、もう帰るね!!ありがとう!!」 と帰って行った… 夜月と土方と呼ばれた男は、少年を見送った… 夜月は、帰ろうとしたら…視線を感じてふり返ると、土方が夜月を睨んでいた… 「おい、お前、人の言葉話しただろ…」 と問いただしてきた… それを聞いた、夜月は、しまったと思ったが何もなかったように草原に入って行った… 土方と呼ばれた男は、数分、考えたあと、帰って行った…
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