17人が本棚に入れています
本棚に追加
土方と呼ばれた男は、少年が逃げた方向に探しに行ったら、階段の先に少年が座っていた。
「大丈夫だったか?犬も大丈夫だったか?」
と少年に話しかけた…
「うん、大丈夫だったよ。お兄さんこそ大丈夫だった?」
心配したように、見ていた。
「あぁ、大丈夫だ…お前は、勇気のあるしょうねんだな。その、犬も」
「ありがとう!!ワンチャンは、いつも広場にくるんだよ♪」
と嬉しそうにニカッと笑った。
「そうか、最近物騒だから、気を付けろよ。」と少年の頭をぐしゃぐしゃにかいた。
「うん、もう帰るね!!ありがとう!!」
と帰って行った…
夜月と土方と呼ばれた男は、少年を見送った…
夜月は、帰ろうとしたら…視線を感じてふり返ると、土方が夜月を睨んでいた…
「おい、お前、人の言葉話しただろ…」
と問いただしてきた…
それを聞いた、夜月は、しまったと思ったが何もなかったように草原に入って行った…
土方と呼ばれた男は、数分、考えたあと、帰って行った…
最初のコメントを投稿しよう!