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見なれた風景・・・・。
いつもの通り道・・・・。
「何か面白い事おきねぇかなぁ~」
公園のベンチに寝そべり空を見上げながら少年は呟く。
名は九条 隼人。16歳、高校一年
成績は人並みで運動もそこそこできる。担任や同級生からの評判も悪くはない。
しかし・・・彼は、この退屈で平穏な毎日に嫌気がさしていた。
(誰でもいいから、この退屈な日常をなんとかしてくれよ・・・)
そんな事を思いながら隼人は近くに止めてあった自転車に乗って学校へと向かった。
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