♪ワチシの恋♪

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「おや、ライヴ、生乾きで戻って来てどうしたんだい?」 「にゃん!」 おばあちゃん、どうしてワチシにお医者さんみたいなことしているの隠していたんだにゃあ! そんな気持ちを鳴き声に込めワチシは、ユンフォという人と話していたおばあちゃんの間に、割って入る様にして膝の上にジャンプして載ってやったにゃ。 それから、どうして黙っていたのか、何度も鳴いてやったんだにゃ。 「おやおや、どうやら()()()()殿()()()()殿()は、内緒ごとをされてご立腹のようですね」 すると文句をいうワチシの後ろから、愉快そうにそう声をかけられて、振り返ったならバロックにーにが護衛をしているユンフォ・クロッカス様、おばあちゃんのお友達がニコニコしていたんだにゃ。 勿論ワチシは驚いたニャ、バロックにーにの護衛してきたおじいちゃん……にゃあ、でも多分おばあちゃんよりは、年下だにゃあ?、ユンフォ様もワチシの言葉が判っていたのかにゃ?!。 「まあ、シトロン殿ほどではないけれどね、それなりに判るつもりだよ」 ワチシに説明する様にそんな事を言うユンフォ様の正面では、おばあちゃんが腕を組んでいたニャ。 「別に隠していたわけじゃあ、ないんだけれどもねえ。 ライヴが寝ている間に、論文書いていただけの話なんだけれども」
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