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「なんだ、詰まんないの。」
「そんな風に、鳴海君を見てないよ。」
「ま、なるかもだけどね。」
「もう、お仕舞い。」
「しょうがない、でねー、」
そんなこんなで放課後。
「暇だね。」
「だな。」
図書室に二人きり、でもやることが無いから暇だ。
「あ、この詩、知ってる。」
突然、鳴海君が言った。
「何?」
「知らない?」
「えーと、ん?、知ってる、知ってる!」
「俺も。」
「私、この詩が一番好きなの。中学生の時、学校でやった時から。」
「俺も好きだな。」
「夢見たものは、、、か。」
呟く。ずっと、願ってる。私も、願ってる。この詩のように、、、。
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