1,ツバサとソラ

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「なんだ、詰まんないの。」 「そんな風に、鳴海君を見てないよ。」 「ま、なるかもだけどね。」 「もう、お仕舞い。」 「しょうがない、でねー、」 そんなこんなで放課後。 「暇だね。」 「だな。」 図書室に二人きり、でもやることが無いから暇だ。 「あ、この詩、知ってる。」 突然、鳴海君が言った。 「何?」 「知らない?」 「えーと、ん?、知ってる、知ってる!」 「俺も。」 「私、この詩が一番好きなの。中学生の時、学校でやった時から。」 「俺も好きだな。」 「夢見たものは、、、か。」 呟く。ずっと、願ってる。私も、願ってる。この詩のように、、、。
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