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最終章
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/////くニ⊆⊇ニニニ
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どこから結んだとしても決して結びつくことはない
結末。
あの小説も、この小説も。
結末だけならある。
しかし言ってしまえば、結末しかないのだ。
「君が好き。」の一言を言うために
何通りものいきさつを話して聞かせても。
言う目前まで迫って
結局それだけが言えない。
もうその気持ちだけで良いのに。
伝わってほしいのはその一言だけなのに。
でも、その一言だけなら
君の「言って。」の一言で簡単に言えてしまう。
「なんだ、言えんじゃん。」
って君が言う。
言わせてくれるんだ。僕はやっぱり独りじゃなかった。
君が居るから気持ちがあって、
君が居るからそれが伝わるんだ。
ありがとう。
この最終章は、完結出来ない思い。その置き場。
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