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彼について知れば知るほど、僕とは真逆の人間だということが分かった。(といっても、彼について僕が知っていることと言えば、珈琲が好きなことと、運動が得意なことくらいだ。)
それでも僕が彼と一緒にいることができたのは、彼の(悪い意味で)自由な所が、僕の好きなスナフキンさんを連想させて、親しみが持てたからかもしれない。
僕が、家まで一回も赤信号に引っかからずに帰れたら、幸せが訪れるのだと思っている、と打ち明けると、彼は、お前、青い鳥症候群にでもかかってるんじゃないか、と笑った。
僕が信号を青く塗ってやる!くらいの気持ちでいないと。と、アドバイスもくれた。
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