懊悩する因公宮

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斯様な日々を過ごした宮、やがて目に留まりし愛らしき娘を見つく。 父親は零落貴族らしく、みるも無残な家に住みしこの娘に心奪われた宮なれど、どうしても放ってはおけなかった。 宮は、思いの募るを隠せず、とうとう夜這いに及んだのである。
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