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カノンノ「でも…私は」
ハルバート「はい!重苦しい話はここまで!食堂に行こうぜカノンノ!」
カノンノ「う、うん!」
カノンノは先ほどの不安な表情から満面の笑顔で頷いた。やっと笑ってくれたか…やっぱり、カノンノには笑顔でいて欲しいからな。俺たちは食堂に向かうまで楽しく会話をしたのは言うまでもない。…そして、当番表を見て外食にしたのも言うまでもない。
☆
ハルバート「それじゃ…行きますか?」
アイリス「はーい!」
カノンノ「アイリスは元気でいいね!」
俺たちが仲良く会話をしているとカイトやルーン、パスカやイアハート達が重いため息をはいた。…なんだよ、せっかく気分を盛り上げようとしてるのにそのため息は…何か問題があるのか?
カイト「お前ら…これから、戦闘になるかもしれないのによくピクニック気分でいられるな」
ルーン「その点に関しては同感だね…これはピクニックじゃなくてクエストだよ?そんなピクニック気分でやられるとこっちが困r」
パスカ「私は構わないよ?…だって…ねぇ?」
イアハート「うん、私も構わないよ…だって…ねぇ?」
妖しげな笑みでパスカとイアハートの目が合う。その光景を見てカイトとルーンがガタガタと震えだした。
あぁ…なるほどね…なんとなく分かった気がする。
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