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☆
ハルバート「………これ…コンフェイト大森林なのか?」
カノンノ「………」
アイリス「……酷い…」
俺達はコンフェイト大森林に降り立った時、その光景見た瞬間息が止まった。そのコンフェイト大森林は入り口付近には鳥や獣達が住み、これでもかと言わせるほどの沢山の大きな樹木があるイメージは崩れ去った。草花は枯れ、樹木は斬り倒され、焼かれている状態だった。
ハルバート「…許せねぇ」
俺はどうしようもないくらいの怒りが込み上げてきた。世界を変えるためならば、なんでもやっていいと…草花樹木、鳥や獣達の命を奪う行為に腹が立ってきた。俺はカノンノやアイリスよりも早足でずかずかと進んでいく。そして、俺はバキバキと何かが折れるような音がしたことに気づいた。はっと振り返ると数十メートル離れた所にカノンノやアイリスがいて、近くの樹木が耐えきれずにカノンノに向かって倒れてきた。
ハルバート「カノンノ!避けろ!」
俺はカノンノの所まで駆けていく。魔法で樹木を打ち飛ばせば簡単かもしれないが、もしも残骸がカノンノに当たる可能性が
アイリス「…『爆砕斬』」
そんな心配もアイリスによって、打ち消される。アイリスも一回り大きい大剣が樹木を斬ると一瞬にして灰になった。
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