『大森林で大激闘!もう俺、親やめていい?』

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カイト「痛ってなぁ!おらぁ!!」 ケイブレックス「!?」 俺を踏みつけているケイブレックスを片手で掴んで上に放り投げた。…バカが…踏みつけられた程度で俺が死ぬと思ったら、大間違いだぜ。『パスカ』の世界ではないが、どうやらルミナシアでも『こいつ』は使えるようだ。 ルーン「うわぁ…踏みつけられたのに生きてるとか…カイト、君はゴキブリ並の生命力だね」 カイト「誉められているのか貶しているのかはっきりしろよ!?」 ルーンも先ほどの仕返しと言わんばかりにケイブレックスにドロップキックでぶっ飛ばした。…ドロップキックでぶっ飛ばすとか、どんなキック力だよ…まぁ、人の事は言えないけどさ。 パスカ、イアハート「「…す、凄い」」 俺たちの馬鹿力にパスカとイアハートは驚いていた。…まぁ、驚かないほうがおかしいけどね。ギガント級のモンスターをぶっ飛ばすのなんてそうそうできるものじゃない。よっぽどの異端者か俺たちと『同じ者』ぐらいだろ。 カイト「…でも、さすがにそこまでダメージは喰らってないみたいだな」 ルーン「うん…どうやら『強化体』だね」 全く…奴らも面倒くさいことをしてくれるぜ。
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