『大森林で大激闘!もう俺、親やめていい?』

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『強化体』…まぁ、簡単に説明すれば最弱とも言えるオタオタがありとあらゆる技術によって、ギガント級のモンスター並に強くなったと言ってもいいだろう。多分、奴等の今までのモンスターはこのコンフェイト大森林…いや、このルミナシアのモンスター達を捕らえては薬だの実験だの繰り返して作り出したのだろう。…あぁ、なんでかな… カイト「無性に腹が立ってきたぜ」 俺は自分の首につけられている首輪をぶっ壊すとともに地面を蹴って、一瞬にしてケイブレックスとの距離を詰めた。 カイト「…もの凄く腹が立つんだよなぁ!!」 ケイブレックスの鼻っ面を掴んで近くの木々に叩きつけた。ケイブレックスの悲鳴をあげさせる前に地面に叩きつけ、ボールのように蹴り飛ばす。さらに休む暇も与えさせず、ドロップキックで追撃…ケイブレックスの腹に直撃…いや、そのまま、腹をぶち抜いた。はらに大きな穴が開き、そしてそのままケイブレックスは反撃する暇もなく、絶命した。 カイト「…あぁ、パスカ…悪い…『また』やっちまった…」 ケイブレックスを絶命したかを確認し、振り向くとパスカが恐怖に満ちた顔で俺を見ている。 …あ~ぁ…またあの『悪い癖』が出たな。出来ればやりたくなかったんだけどなぁ。
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