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☆
どうも、実はもうパパになりたくないハルバートです。あれから森の奥へ進んでいると…まぁ当たり前なんだが、敵と遭遇するのだが…俺が戦闘態勢に入った時には我が娘、アイリスが一瞬にして始末していくのである。正直、父親としての面目がどんどん潰されていくような気がします。ついでに戦闘に参加しようか?、と聞くと
アイリス「パパの手を煩わせるほどの敵じゃないから大丈夫!パパはそのまま温存しておいて」
とやんわりと断られるのである。遠回しに、パパは戦力外通告を言い渡しているようなものだ。…あれ、なんか目から汗が…
カノンノ「は、ハル?なんで泣いているの?」
ハルバート「いいや…娘が家を出る親の心境ってこんな感じかなぁって思ってさ…もう死のうかなぁ?」
カノンノ「なんで娘が家を出るだけでか父親が死に急ぐの!?」
ハルバート「ここは男らしく腹を切るか…カノンノ、介錯を頼めるか?」
カノンノ「駄目だ!?こんな人が父親になっちゃ駄目だ!?」
あぁ、カノンノにまで父親を否定されちゃったよ。
もう俺、アドリビトムやめて引きこもりにでもなろうかな?…うん、それがいい…そうしよう。
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