『大森林で大激闘!もう俺、親やめていい?』

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ハルバート「…っがはっ!?…げほっ…げほっ!…」 樹木にぶつかってのもあるが、身体中のあちこちが痛い。恐らくは一瞬にして連続攻撃をしたのだろう。一発一発の攻撃をより速く、より強烈に…魔導師に格闘を混ぜた戦闘スタイルなんてあまり聞かないぞ。 ユウナ「…ディセンダー、ハルバート・ルミナシア…今の攻撃を受けてもなお立ち上がることに敬意します…並の者ならば肉片になってます」 ハルバート「げほっ…化け物に誉められてもな」 ユウナ「…化け物?」 俺が動く前にユウナが地面を蹴って、俺は再度樹木に叩きつけられる。気がつけば、ユウナは俺の髪を掴んで無理矢理目線を合わされている。 ユウナ「…神に近い存在である私に対して化け物?…あなたは『世界樹の加護』とディセンダーでなければただのそこらの小虫と一緒なのです。」 ハルバート「はっ…人は神にはなれない…お前らは神になったつもりの出来損ないだ…っ!?」 腹に一発拳を受けた。その拳はまるで銃弾が腹の中を抉るような感覚とよく似ていた。胃の方から甘酸っぱいものがこみあげてくるが、なんとか堪える。 やばい…これはマジで死ぬわ。
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