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ユウナ「私は神に近い存在です…いずれは神になります…さぁ、私を称えなさい。崇めなさい。…そして、私を相手にしたことを後悔しなさい」
ハルバート「はっ…神気取り乙…相手は俺1人じゃねぇぞ?」
カノンノ、アイリス「「『虎牙破斬!』」」
俺に気をとられていたユウナはアイリスとカノンノから後ろから大袈裟に斬りつけられた。しかし、驚くべきことに
ユウナ「…?…蚊にさされたんでしょうか?…背中が痒いです」
ユウナが俺を掴んでいる手を離すと同時に俺たちは奴から距離をとった。傷は浅くはなかった。むしろ、かなりぐらいで普通の奴なら死んでもおかしいぐらいの傷だ。それなのに奴は何事もなかったかのように無表情だ。
アイリス「…パパ、ここは私に」
ハルバート「我が娘だけを戦わせるほど俺は冷たくないぞ?」
カノンノ「私もやるよ」
アイリス「言うとおもった。…パパとママには援護をしてほしいの。出来るだけ、ユウナを押さえてほしいんだ」
ハルバート「ならカノンノは遠距離から援護してくれ。俺が近距離で奴の動きを」
ユウナ「話をしている暇があるのですか?」
気がつけば俺たちの間にユウナが立っていた。
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