新たなる脅威

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リッド「腹減った~…ようやく飯にありつけるぜ」 キール「リッド、頼むから僕のを奪うような真似だけはしないでくれよ」 リッド「ちぇっ、誰がそんなことするからよ…キール、そのトマトいらないなら俺にくれよ」 キール「そんなことするからだろ!っていうか、言ってるそばから奪おとするな!」 リッド君とキール君はいつもこんな感じで喧嘩してる。でも、仲が良く見えるのは私だけじゃないと思う。羨ましい限りだな。 「おい、腹が減ってるからって奪うような真似だけはするんじゃねぇぞ。そんなことをしたらたた゛じゃおかねぇ」 「分かってるよ、エミル…俺を信用してくれよ~」 エミル「何が信用だロイド…俺の特製からあげ弁当を食ったことを忘れたとは言わせねぇぞ」 ロイド「分かった分かった…ちぇっ、けち」エミル「何か言ったか?」ロイド「いやなんでも」 こちらでもロイド君とエミル君が争っていた。しかも同じ内容なのに何故かここだけは殺気立っていた。エミル君、最近は疲れているせいか、表(緑)の人じゃなくて、裏(目の赤い)の人ばかり出ている。同じ仲間とはいえ、普段は大人しいのに戦いになるとあの好戦的なる彼にはちょっと近寄りがたい私である。
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