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「蓮斗・・・」 「ごめんっ・・・はるかっ・・・」 「我慢しないで、蓮斗。泣いていいんだよ」 蓮斗はあたしの胸で泣き続けた。 優しく背中をさすりながら強く強く抱きしめる。 元々金融会社からお金を借りていたわけではなく、周りの人に借金をしていた蓮斗の父。 だからこれだけの金額を貯金できたのだろう。
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