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「俺の知ってる蓮斗は、いつでも笑顔だったからみんなから好かれるヤツでした。
はるかちゃんに会ってからは、はるかちゃん一筋で
よく二人の話を聞かされました。
二人は結婚するんだろうなって、感じてたから、
あの日の事故は悔しくて仕方なかった。
あの日事故に遭ったのがなんで蓮斗だったのか、今でも理解出来ない。
蓮斗を跳ねた人にはこれからの人生が、あるけど・・・
なんの罪もなかった蓮斗には・・・
そう考えると今でも腹が立つ。
だけど、あの運転手を恨むのはもうやめた。
蓮斗が悲しむから。
なあ、蓮斗。そうだよな?
蓮斗ははるかちゃんの中にも俺の中にもずっと生き続けてる。
蓮斗、楽しい時間をありがとう。
これはちょっとしたお返し」
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