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明日が楽しみ過ぎてあたしはあまり眠れなかった。 朝も7時頃に目が覚めて、メイクをして髪もアイロンで巻いた。 そんなあたしを見ても母は微笑むだけで、話してくれるのを待ってるんだろうなと思った。 11時前になると俊太くんから連絡が来て、肉じゃがときんぴらが入ったタッパーを持って、家を出た。 「あ、雰囲気違う。可愛いね」 「ありがとうございます!蓮斗もそう言ってくれるかなー」 「アイツは素直だからね。大丈夫」 「あー早く会いたいなあ」 いつも元気な俊太くんが、今日はなんだか大人しく思えた。
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