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「飲み物はいいのか?」 「あー紅茶飲みたいなあ」 「小腹は?大丈夫か?」 小さなことでも気遣ってくれる優しい蓮斗。 あたしはミルクティとチョコレートを買ってもらって蓮斗の車に飛び乗った。 「食べる?」 「あーうん」 蓮斗の口にいれてあげる。 こういうことができるなんて、やっぱりあたしたちはカップルなんだって実感した。 あたしの彼が蓮斗ということが、なにより幸せだった。
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