さよならなんて突然なもの

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ピッピッピッ 李『………………ん』 やけに機会の音が聞こえる いや、いっそ機会の音しか聞こえないといった方がいいだろう 李『(あぁ、ここは病院なんだ)』 手は夢の中で感じた通り 誰かの温もりがあった 李『あ…』 誰かじゃなくて、安藤だったんだね 私は“ありがとう”と言いながら 安藤に毛布を被せてあげた 李『ありがとう、御免なさい 本当に私は迷惑ばっかり…』 大『がっ、 …………………あ?』 李『?』 大『李湖!!!! 大丈夫か?苦しくねぇか?ここどこだかわかるか?』 李『ぷっ』 大『テメェェェェエ!! 笑いやがったな?どれだけ心配したと思ってんだ?あ?』 李『うん、御免… ククッ…あ、ハハハハ』 大『笑うなァァァァァァァア』 ゜
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