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今さら正義なんて名乗るつもりはない。
しかしあの時、俺達は暗く輝くステージの上にしっかりと立っていたのだ・・・メインキャストとして。
無論これで終わらせはしない。
舞台を降りても主役じゃなくても物語は続くし、これからも続いていく。
失った俺達に、世界はそれでも牙をむく。
ハッピーエンドが来ないのだ。
だだ…
かつて共に戦い傷ついた者達と酒を交わす今ぐらいは、
幸せを感じても罪はないだろう。
開くドアの音を聴きながらそんなことを考えていた。
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