ガンマン

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コルト45の弾倉に榴散弾を装填、俺の右人指し指が引き金を引く。 撃鉄が跳ね起き弾倉が回転、銃口から出たコルト45にあわせて改造榴散弾が発射ガスを巻きながら飛び出る。 消音装置のおかげで、銃声は三割程度まで抑制されているが今は関係ない。 コルト45の銃口から出た榴散弾は少し離れた場所に立ってカービン銃を構えていた男に炸裂した。 組織が送った殺し屋、確か名前はまだ聞いていなかった。 榴散弾は男の胸部にめり込み、体内で爆発。 多数の弾子が炸裂、体の至るところから弾子が飛び出て鮮血が噴水のように出ている。 男の即死は明らかだった。 とある都市の高級クラブ。 幻想的な店内には、今、死体と硝煙の臭いで満ちている。 殺し屋には仲間が四人ついていたが、一人残して他は全員殺した。 店内が無音なのは、クラブで働く女達はとっくの昔に逃げ出したからだ。 「お、お前・・・何もんだ?」 男は自分が窮地に立たされていることも忘れているらしい。 「・・・・・・答えるギリもない。」 そう答えた俺は、男に榴散弾を浴びせた。 「・・・まぁ。答えても、俺は俺だ。」
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