♯01『未知(おっさん)との遭遇』

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「ふーちゃ~~ん……」 …こっこの、鼓膜から脳ミソをくすぐる甘い天使の声は…! 「はるる…はるな……おはよう……」 あっ、あぶないあぶない! 9日振りだから思わず《はるな》のことを、はるるんって呼びそうになってしまった……! はるなをはるるんと呼ぶのは、アタシ達が『結婚』……いや、 付き合い始めたらって決めてるんだから……ククク…… 一応最初に言っておくが、はるるんもアタシも『女』だ。 この小説を読んでいる一部のバカな読者は、“女同士は結婚出来ない”と思っているだろう… はっ! 馬(うま)鹿(しか)と書いてバカねっ!! 八割の健全な読者にはわざわざ言わなくても分かってると思うけど…… まぁ、残りのバカな読者の為にあえて書いてあげるわ! “法律で出来ないのなら、その法律を............ 『変えれば』いい”ッッ!!! アタシは今小五だ。 日夜勉強をして『野望の実現』に向け頑張っている! ……すべては………… きたるX(エックス)デーの為にッ!!!
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