♯01『未知(おっさん)との遭遇』

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「そやさかい……って、ふーちゃん? ……どないしたん?」 ……なんて………… 「さては、小生の溢れ出る可愛さにメロメロになってしまいましたな? ………ぐふっ♪ 時々、自分が恐ろしくなります……!!」 ……このハゲがなぜ喋るのか? ……正体がなんなのか? そんな『小さいコト』はこの際どうだって良いッ!! ……大事なのは………… アタシにとって重要なのは、たった一つの真実っ! ……それは………ッ!!! 「……うらやましい……」 「ほぇ?今、なんか言うた?」 『ペット』ってことは、はるるんと一つ屋根の下で暮らせるってことで……… それって!! …あんなことやこんなこと…… ドキドキハプニングやシチュエーションのオンパレードなわけでッ!! 「!!!!!」 「あれ?何この視線?……恋? 小生のメロメロフェイスにやられちゃった??」 「望みどうり……… 殺(ヤ)ってやんよぉぉおおおっ!!!」 「ギャァァアアッッ!!! 字がっ!?字が違いますぞぉおおッッ!!」 「ふーちゃん、あんなにハシャいで…… これから、楽しなってきたわぁ~♪♪」 ……こうして長いゴールデンウィークも終わり、再び日常が戻ってきた。 ……目障りなオマケが増えたけどね…… ************* 「待てやゴラァアアッッ!!」 「まふゆ殿ッ!? キャラがッ!キャラが変わっておりますぞぉぉおおおッ!!」 「教えなさいッ! もう一緒にお風呂には入ったのっ!? 今日は何色の下着なのッッ!?」 「まふゆ殿もお年頃ですなぁ♥ 『白』 ……です(チラッ)」 オマエのじゃねぇええッッ!! 《終》
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