♯01『未知(おっさん)との遭遇』

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♯01『未知(おっさん)との遭遇』

おっさん「それでは早速!! 読者の皆さんに、この小説がどういうお話かご説明いたしましょう!!!」 はるな「うわぁ♪読む前から内容が分かるなんて、『画期的』やね~♪♪」 まふゆ「……っていうか、1ページ目からネタバレって…… ……バカなの?死ぬの?」 おっさん「相変わらずまふゆ殿は口が悪いですなぁ(笑)」 まふゆ「……何が『(笑)』よ! ……始まる前にその存在ごと消して欲しいの?」 はるな「ちょぉ!二人とも、ケンカはアカンよぉ!! いっつもケンカして! ……ウチ、あじけないわ……」 まふゆ「……はるな……」 おっさん「時は20××年…… 人類は第二の地球を探すべく宇宙に旅立った。」 まふゆ「なんか語り始めた!?」 はるな「冒頭で言うてた、この小説の概要やね♪♪」 まふゆ「空気読めやッ!おっさんッッ!!」 おっさん「惑星探査船に乗っていた『まふゆ』と『はるな』の二人は、コールドスリープによる永い眠りにつき……」 まふゆ「……え?これ、なんてSF?」 おっさん「二人が目覚めた時、目前には地球によく似た星がっ!!」 はるな「どきどき……」 おっさん「早速その星に降りた二人…… 二人が目にしたものは……… 服を着た『おっさん』だった! そう!この星は進化した“おっさんの惑星”だったのだッ!」 まふゆ「いやいやいや! 色々とおかしいでしょッ!!」 おっさん「それでは“おっさんの惑星”……お楽しみ下さい!!」 まふゆ「タイトル変わってんじゃん!?」 はるな「ウチ、分かったぁ~♪ きっとその星は、未来の地球やねんな~!」 まふゆ「進化したおっさん…… ヘドが出るわね……」
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