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奏海「いいなぁ、ももたち~」
黙々と仕事をしている巧に話しかける。
巧「まぁね、隊長よりは楽だろうよ」
奏海「だよねぇ」
巧「…ま、副隊長も隊長よりは楽なんだよねー」
奏海「へ?」
巧の言っていることの意味を掴めず、疑問符を浮かべる。
すると、巧は一枚の書類を奏海の目の前に。
そこに書かれている文字を目で追い、意味を理解した奏海は叫んだ。
奏海「裏切り者ーっ!!!」
その書類は、今日、巧に課せられていた最後の書類だった。
残る必要な判子は隊長印だけとなっている。
巧「早く押して♪」
奏海「…残業」
巧「しません(^-^)」
見事に玉砕。
しぶしぶ判子を押した。
巧「お先に~!」
奏海「バカ~!」
1人寂しく、奏海は机にかじりつくことになった。
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