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しばらくして朝食を受け取ると、2人揃って三鷹の前に腰かけた。
黒髪は男性にしては少し長め。
瞳は惹き付けられるような赤目だ。
三鷹「あ、おはようございます」
奏海・巧「おはよう!」
息ぴったりの2人に三鷹はなんとなく尋ねた。
三鷹「2人は付き合ってるんですか?」
すると、奏海は苦労して箸で摘まんだプチトマトを皿にポトリ、一方の巧は食事を喉につまらせてむせた。
巧「…な、何を言い出すんだ!?」
三鷹「や、別に深い意味はないですけど」
巧「びっくりしたぁ」
奏海「はは、巧、顔赤~い」
巧「え!?」
三鷹(それはむせたからなのか?
それとも、まさか…(^_^)ニヤリ)
巧、疑惑浮上。
奏海「別に付き合ってるとかじゃないよ!
小さいときからずっと一緒だしね。
なんか自然といつもこんな感じ?
みたいな?」
巧「そう!幼馴染みだしな!!」
なんとまぁ適当な答えであった。
その後、朝食を終えた2人は山積みの仕事を終わらせるべく、執務室にこもった。
さすがの奏海も今日ばかりは真面目にやった。
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