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『帰るか』
『体、、、からだ、、、からだ、、、』
縛が言うのとほぼ同時に守が言った
私は守に体を渡すと言った事を今になって後悔している
『体をかしてほしいの?』
私は震える声できいた
守は首を縦にふる
その光景がすごく怖い
『いいけど、約束してこの体を大事に使うって』
『うん』
『さっきみたいに混乱して自殺は考えないで』
『うん』
『次そんな事したら私の体は貸さないから』
『うん』
ねーきいてるの?という強い口調で言うけど
守は俯いたまま首を縦に振ってうんとしか言わなかった
その光景が怖くて縛に私の体を守ってもらう様に助けを求めた
縛はまかせろというと私は震える体を抑えて守に体を貸す
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