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守は相変わらず
惟子に会わせる顔がない
自分は地獄にもいけない情けない男だ
なんてほざいている
『いい加減にしなさいっ
今、私はあなたに体を貸さないと
あなたはずっと後悔するよ
それでもいいの?いいわけないよね!!』
っていうと守に重なるように私の魂は守を受け入れた
惟子さんはその様子に
なに?っていう顔をしていたけど…
「あ、あのー」
私に乗り移った守が言う
惟子さんは私と喋るように返事をした
「あの日…私は…
死んでひき逃げの清算のつもりで自殺しました」
惟子さんはキョトンと私に乗り移った守を見る
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