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少しの沈黙があってから守が口をひらいた
「かけがえのない人を悲しませて私はダメな男です
この子にも言われました私は逃げてばかりいる大バカ野郎と…」
守、いやこの世の名前は前谷 大気さんの
本心をきいたのだろう惟子さんは
涙を流しながら大気さんと何回もいって抱き締めた
「もう、いいのよ…わかったから」
「ですが、」
「そうね、ひき逃げして自分も死んでしまうのはいけない事よ…
でもこうやって罪を認められる人なのだから」
「あなたは星になれるわひき逃げされた人もきっと見てるはず」
縛は黙って2人のやりとりを見ていた
「あなたは逃げずに私の前で素直になれたものその人も素直なあなたを見ていたら解ってくれるわ」
そういうと守が私の体から離れていくのがわかった
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