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 コンビニの中を見てまわり車に戻る。     「店員が三人。客はゼロです」     「分かったわ。ところでプレコ、機嫌悪いんじゃないの?どうしたの?」      子供は相変わらずプラティさんのヒザの上だ。原因はそれだと言いたいが流石にそれを口に出すのはどうかと思った。     「何でもないです。下らない事だから後で話します」      無理矢理ごまかして車から降りた。プラティさんと子供が付いて来る気配がする。     「良いから今言ってちょうだい」      まあプラティさんは真面目だし頑固だし俺が吐くまで粘るだろう。     「さっきから、その子供の相手ばっかして俺の相手してくれない…」      そこでプラティさんは何かを思いついたようにイタズラっぽい笑顔になり     「何よ、プレコ嫉妬してるの?」      子供に頬擦りし始めた。俺をからかう時は最高に楽しそうだ。     「だから言いたくなかったんですよ!」      周りが振り返る程の大声を出してしまった。これではプラティさんの思う壺だ。     「冗談はともかく今は仕事中よ。ガマンして」
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