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しかし三年生になった頃、
ある1人の女の子と
ちょっとした
ケンカをしてしまった。
女の子の名前は
山本鈴華
その女の子とは
少しの間、
口を聞かない
状態が続いていた。
そんなある日の事。
変な噂がクラス内、
学年内に広まってしまった。
1人の男の子が
鈴華の仲間になって、
あることを言い広めた。
「お前一週間も
風呂入ってないんだろー?」
と。
沙樹は
お前に私生活など
分かるんか。
監視してる訳でも
無かろうし。
とその噂を知った後
思ってしまったが、
皆が信じ切っているもんで
口を閉ざしてしまった。
そんな時でも
一緒に居てくれる
友が数人。
そんな噂、
気にしなかったら
すぐ収まる。
って思っていた。
けど収まる事はなく。
高学年になるにつれ、
それは、大げさな
モノになっていった。
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