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午後の仕事を終えて会社を後にしようとしたとき、会社のエントランスに宮本くんの姿が見えた。
誰か待っているような感じでたっている。
なぁんか嫌な予感がしつつ、宮本くんの近くまで行ったとき、目が合った。
「お疲れ様です。」
敬語を使う宮本くん。
「お疲れ様。」
横を通りすぎて外に出たとき
「ちょっと待って下さいよ。」
と後ろから宮本くんの声がした。
無視をして歩いていると横に並んできて
「メシでも行かない?」
と言ってきた。
マスターと楽しいことをするプレゼンを考えないといけない私にとって、早く帰りたい。
「今日はダメ。」
「明日は?」
「明日もダメ。」
「いつならいいの?」
「ずっとダメ。」
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