8006人が本棚に入れています
本棚に追加
マスターがベッドに上ってきた。
布団を伝わって私に近づいてくる気配がする。
心臓が…壊れそう…
「瑠奈。」
ドクンッ!!
布団から顔を出せない私に、上から声がした。
「出てこい。こんなんじゃキスも出来ない。」
私は目まで布団から出た。
濡れた髪がマスターの色気を際立たせている。
どこまでも綺麗な人……
そっと私が持っていた布団をマスターは引いた。
顔全体が布団から出る。
「準備は整ったか?」
ま、まだですっ!
って言いたいっ!
でも…綺麗なマスターに声が出ない…
そして…マスターのキスが降ってきた…。
最初のコメントを投稿しよう!