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水音が寝室に響く。 もう何がなんだか…考えられない… 本能のまま…その言葉がピッタリだろう。 私はいつの間にかマスターの逞しい身体に自分の腕を絡ませていた。 「瑠奈。」 と何度も名前を呼ぶ。 少し余裕のないマスター。 甘い快感が身体中を駆け巡った。 「瑠奈…愛してる。」 「隼人…さん…。私も…。」 それはそれは、甘い時間だった。 時間の経つのも忘れ、私達は求め合った。 それはまるで思春期に戻ったように……。
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