8011人が本棚に入れています
本棚に追加
「いやいや、普通に無理。」
冷たくあしらっておこうと考えた私は宮本くんを見ることなく断った。
「彼氏がいるから？
それともオレが年下だから？」
「どっちも違うけど。
宮本くんさ、私じゃなくてもいいじゃない。
どうして私なのよ。」
「どっちも違うんだ。じゃあチャンスはあるね。」
話が噛み合ってないよぅな…
私は目の前の自分の飲み物をグビッと飲み
「話しを聞きなさいよ。
チャンスはないから。これからもずっと。」
「そんなの分からないでしょ。」
「分かる。」
話にならないよ。
宮本くん…
ホント疲れるなぁ…
最初のコメントを投稿しよう！