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「ホントに帰るの?」
私の後ろから宮本くんの声がした。
私は振り返り
「帰るわ。また月曜日ね。」
と手を振り店を出た。
時間は9時前。
今ならまだマスターいるかも…
そう思った私はその足でkingに向かった。
お店に入る地下の階段を降りようとしたとき、
「へぇ~。地下にあるお店なんだ。」
後ろから宮本くんの声。
ビクッとして振り返ると平然とした宮本くん。
「な!なんでいるの!?」
「ん?どこ行くのかなぁって思って着いてきた。」
と平然と答えた。
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