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千「・・・・・・。」
とりあえずは大人しくなったか。
俺は黙々と手当てをする。
千「聞かないのか?」
隆「ん?」
千「・・・ケガした理由。」
隆「では聞くがなぜケガをした。」
千「ストレートだな。」
春日は眼を合わせないが微妙に笑った。
隆「ストレートもなにもちゃんと言わなければ何も始まらんだろう?」
千「まあそうか。」
そう言いつつため息をついた。
千「俺がケガしたのは・・・1年と喧嘩になってな。」
言葉を濁した春日の言葉に引っかかった俺はさっき見ていた資料を思い出した。
隆「1年というのは不知火多紀か?」
春日は目を見開いた。驚くとこか?
隆「ちょうど資料を見ていてな。まさかとは思ったが、お前がそこまでケガするとはな・・・。」
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