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私は18歳になった。
高校3年。
勉強を頑張らないといけない…
とにかく数学がダメで数学の先生に聞きまくった。
でもどの先生も私を馬鹿にする。
「なんでこんな問題ができないんだ??」
「雪菜くんがどこがわからないのか先生はわからない。まずは自分でやってわからないとこがあったらまた来なさい。」
全部わからないんですけど~…とは言えず、私は数学を諦める事にした。
テストでは数学12点…。
このままではヤバイ。
学校の図書館で私は頭を抱えた。
「どうしたの~?」
優しい声で私に話し掛ける。
「あ、伊藤先生ッッ数学がわからないの。。」
「んっ、教えてあげようか~?」
彼は私の席からもう一席空けて座った。
「な、なんでそんなに離れるのよ…」
「じゃ、始めよっか(^-^)」
笑顔でボールペンを持ちカリカリと問題を書く。
「この問題は、わかる?」
「わ、わからない…。」
「そっかぁ…じゃあ、ランクを下げよう(^-^)この問題は??」
今までの先生とは違って、私のわからない所を探ってくれてる。
(字は下手だけど…)
「これはわかるみたいだね。じゃ、これも出来るんじゃない?やってみて?」
伊藤先生といると、時間があっという間に過ぎた。
もう閉館だ。
「ねぇ、メアド教えてよ!家でも勉強するんだ!!もし……忙しいなら…いいんだけど…」
目を逸らしながら、少し控えめに言う
「いいよ(^-^)」
そして、伊藤先生のメアドを受け取り、学校を出てから送るという約束を早速破って廊下でメールした。
~♪
伊藤先生[こら。ダメですよ(笑)]
「怒られちゃった(笑)」
すると図書館から伊藤先生が出てきて私の頭をコツいた。
「没収だあ~次はないぞ~(^-^)」
「いてぇ~…(笑)じゃ、せんせっ、登録しといてぬぇー♪さようなら~また帰ったらメールしまーす♪」
~♪着信
友
「………。」
あのフォルダを見つけてから信じられなくなった彼氏…
別れたいなあ…。
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