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「なに……これ……」
そこには
本文
これ、何に見ぇる??♥
添付画像あり
画像には、女の子が明らかに男のモノしゃぶるように見えるような画像…
その前のメールも…
自分の股関を映した画像が何通も送られてきている。
しかもそれに対して友はメールを返している。
「いやーーッ!!」
寝てる友の方に携帯を投げる。
音にびっくりして友はとび起きた
「知らない!!お前なんかッ!!」
「なんやし!一体どうした!?」
腕を掴んで来た友をすごい勢いで払除ける。
「汚い手で触んな!!はげ!!お前なんか……ッ」
涙が出る。
友が自分の転がった携帯を見る。
画像はあのまんま。
「………。これには訳があって……」
「昔好きだったんでしょ!?今でもこんな画像来たら……ちゃっかり保存までして…何がしたいわけ!!?」
「昔の話やろ!!」
「メールが来たのはさっきじゃない!!好きとか嫌いとかそんなんじゃなくて!!なんで保存してるの!?なんで拒否しないの?!こんなメール来て挙げ句の果てにはその子のフォルダまで作ってよくも平気な顔していられるね!!」
「保存は、ほら、エロサイトに行く手間がはぶけるし…雪菜はこうゆうの送ってくれないやないか!!」
「へぇ~??…おかずにしてたんだ??じゃあ、エッチな画像送ってくれるこの子と付き合えば!!」
「こいつには彼氏いるってゆうてるやろ~!」
何故か少し笑みを浮かべながら言う。
「彼氏がいるから、私なの!?私はあなたの性欲処理ですか。へぇ、そうなんだあ。もういい、帰るから車だして。」
「まて、落ち着け。俺はお前が好きだ。性欲処理なんかじゃない。むしろ、こいつが性欲処理だ。こいつもかわいいがお前はもっとかわいいぞ!本当だ!」
「彼女が…いる……のに性欲処理が…ヒック…必要なの…??」
うまく喋れない。
「…違う、これは……ごめんってこいつに俺にはかわいい彼女がいるってちゃんと言うから…もうメールもしない。画像も全部消すから。」
彼は泣きじゃくる私の頭を優しく撫でて言った。
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