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あのﾜｲｾﾂメール事件から１ヶ月が経った。
ふと思い出し、友が寝ている間にメールチェック…
この時、私に罪悪感と言うものはなかった…。
「……………また作られてるユリナフォルダ…。信じられない。」
私は黙って携帯を閉じて、帰る準備をした。
もう電車で帰ろう。
黙って部屋を出ようとすると友が慌てて起きて私の足にすがる。
「どこ行くの?!行くな!!行くなよ……寝ている間に……どこ行くんだよ…男か!?」
「ちょ、なに…、離して……」
友は足から離れようとしない…
「ごめんって…ちょっとコンビニ行こうとしたの…。どっこも行かないから…ね??」
私はそう言って友の頭を撫でた。
安心したのかゆっくりと離れ、またスヤスヤと寝息をたてた。
私は怒る気になれなかった……
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