第1話「入学試験!」
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~第10控え室~ 受験者は幾つかの組に分けられ、実技の順番を待っていた。 「ここだな」 遊二は指定されていた控え室に入り、座れる場所を探した。 しかし、前の方は他の受験生達によって座れる場所が無かった。 遊二は仕方なく誰も座っていない1番後ろの席に座った。 (呼ばれるまでデッキの調整でもしてよ) 遊二はデッキケースの中からデッキを取り出し、デッキの調整を始めた。
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