プロローグ

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ーもう何日も雨が続いている。 当然、雨宿りはしている。 食料も尽き始めた。 次の食料を探しに歩こうかと迷っていると… 「ほら…食えよ…」 突然少年の前に2つのパンが出された。 少年は何日ぶりかのちゃんとした食事に目が潤み、手を延ばし、口を動かした。 「これも…やる。」 青年と思われる男の人は、何かが書かれたメモを少年に渡した。
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