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やがて学校に着き。
少しのいざこざを経た俺は、2時間の授業を受けていた。
この英語の授業は、すごく暇だ。
女の先生が担当なんだが、教えるという行為が下手なようで、話が頭に入ってこない。
自習した方が点数の取れる始末だ。
なのでこの授業では、板書以外する事がないので、とにかく暇だった。
ぱら、とノートを開く。
暇だからと無駄に努力した結果が、書き漏らしのない、やけに綺麗なノートに出ていた。
だが……今日は板書するような気分じゃない。
はあ、とため息を吐く。
部活をサボり始めて三日。
まだそれくらいしか経っていないのに、あいつに遭遇してしまった。早過ぎだろ。
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