Prologue I

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「先輩!? なんで今日はこんなに遅かったんですか!?」 「えっ? 今終わったばっかりなんだけど……それに瑞希もまだ来てないよね?」 「そんなことは関係ありません!! 大事なのは、なぜ先輩がそんなにゆったりまったりここに来たのかが問題なんです!!」 「そんなこと言われたって……」 「先輩は、その……あたしの事は嫌いですか?」 「えっ……いや、その……嫌いなんかじゃないよ?」 「じゃあ好きですか!?」 「いや、なんでその二択なの!? えっと……それはその、好きなんじゃないかな……」 「良かったですぅ……」
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