初仕事

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アギトは早撃ちで並走しているルミネスの残党達をすべて撃った と言っても右手だけだが ルミネスは一旦撤退をするため、反対車線へと移動し、行ってしまった 「エナジーパレット使うまでもなかった」 エナジーパレットとは先ほど説明した弾として撃ち出されるエナジーにさらに違うエナジーを纏わせることである 「フフーン、さすがアギトきゅん!素晴らしい狙撃能力と凄まじい早撃ちだったよ」 口角を上げ、ニヤッと笑うイヴ アギトは正直あんな状況であったのによく笑えるものだとあきれていた 「さすがだな。アギト」 「あ、そうそう、イズーに連絡しなきゃ。勇気ある騎士アギトが私を守ってくれたとね」 イヴは携帯でイズーに電話した 「あ、イズー?私は大丈夫!アギトきゅんが守ってくれたから」 「きゅんって言うなよ」 そう言って表面上はご機嫌斜めのような顔をしているが、実は内心は嬉しいアギトなのであった いままでそんな愛称で呼ばれた事がないからである
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