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僕は、手にした洗濯物を放り出して、布団の海にダイブした。
まだ死にたくない！神様助けて～
恐怖の時間は、数秒間続いた。
そしてその後…
ぼろアパートの揺れがおさまり、次に何かが焦げるような異臭がし出した。
えっ、今度は火事か？
あわてて布団から顔出すと、部屋の中が少し煙っていた。
床に何かの擦ったような焦げ目もついている。
｢？？なんじゃ…？この炭で汚れたような痕は？｣
焦げたラインの先を辿ると、ちょうど冷蔵庫の前に、見たこともない物体が、湯気を上げて転がっているではないか？
キラキラ銀色に光る卵型のカプセル。
縦が30センチ×横が15センチくらい？
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